壁工事T
〈間柱・筋交い・窓枠・断熱材受け〉

筋交いと間柱を入れました。

また、建物の四隅と筋交いのつく場所に
金物を取り付けました。

四つ角の「ホールダウン金物」と

「筋交いプレート」と「はしら止め」。
昔ながらの金物を使わない木造建築にも興味があったのですが、
技術や経験がないので、耐震強度を確保するために金物を使いました。
平屋の小さい家なのに、金物つけ過ぎという声もちらほら。
心配性なもので・・・。


間柱工事をしながら、
窓のつく場所に窓台と窓枠を作りました。

柱と柱の間に窓台となる木をはめ込み、水平を測ります。

水平き。黄緑の水の気泡が中心にくると水平。


窓台の下にも間柱を入れました。重い窓もこれで安心。

間柱をぐるりと一周できたので、次は断熱材です。
断熱材は、「フォレストボード」というものを使いました。
製材のときに出る杉の皮部分をコーンスターチで固めた、
自然素材でできた断熱材です。
厚さは4センチで一畳分の大きさです。
端を切りおとして柱と柱の間に入れる方法もあるのですが、
すき間ができたり、施工が大変そうなので、
そのまま切らずに外から柱に打ち付ける外断熱工法をすることにしました。

このフォレストボード、結構重いので、
重さを受け止める材を土台に打ちました。

お手伝いいただいて、断熱材受けの取り付けも完了。

そして、断熱材の取り付けです。

一畳サイズの断熱材を柱の中心に合わせ、仮止めしていきます。

窓まぐさ(上の枠)の上部や

横にも。

断熱材の表面に透湿防水紙をぴっちりのばし、
同縁(4.5×1.8センチの木)を当てて柱と間柱に固定しました。

室内側から見るとこんな感じ。

ちなみに四隅は、

柱の外側に、付け柱なるダミー柱を打ち、
断熱材の厚みを吸収し、かつ外壁の下地になるようにしました。
ここにも断熱材が入ります。

ちなみにここは 寒冷地なので、4センチの断熱材では
寒さがしのげないかもしれません。
その場合は室内側から何か補充ということで、
内装は一冬越してから?


壁工事U〈窓の取り付けと明り取り窓作り〉へ



戻る