はじめまして「そらむぎ農園」と申します。



八ヶ岳南麓に位置する山梨県北杜市長坂町にて、農薬や化学肥料を使わずに野菜づくりをしています。
神奈川県でサラリーマンをしていたわたしたち。
埼玉県小川町での有機農業体験、山梨県北杜市長坂町での自然農研修を経て、
２００４年の春から、ここ山梨で、自然の力に助けられて、野菜づくりをおこなっています。




そらむぎの畑は、山が近く、いのししや鹿
最近では猿までが出没する
野性味あふれる畑や田んぼです。
約二町歩（６０００坪）で野菜・お米を作っています。

埼玉県小川町で学んだ有機農業と、山梨県北杜市で学んだ自然農。
それらの知恵をベースに、
出来る限り、他からのものは持ち込まずに、
自分たちのまわり、地域にあるもので、
安心・安全に気を配って野菜作りをしています。



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そらむぎへの道

農というものに目覚めたのは、病気がきっかけでした。
それまで生命をはぐぐむ食べ物について
真剣に考えたことはありませんでした。
食べ物が身体をつくる、簡単なことだけれども、とても重要なことだと気がつきました。

できるだけ安全なものを口にしたいと考え、
自然食品店に通うようになり、無農薬の野菜やお米を買い求めるうちに、
いっそのこと、自分たちで作ったらいいかな、という考えが浮かんできました。

近所に市民農園を借りて、野菜作り教本を頼りに試行錯誤で週末農を始めました。
一年経過して、農についてもっと深く知りたくなり、週末に埼玉の小川町の有機農業研修に通い出しました。

食べ物をきっかけに、暮らしのことにも目を向けるようになり、
オーガニックな暮らしにも興味を持ち始めました。
環境に負荷をかけずに、いろいろなもの・人と有機的なつながりをもって暮らしていけたら・・・。
これも小川町のNPOふうど主催の自然エネルギー学校に通ったりしながら、
生活を変えていくための勉強をさせてもらいました。

そんな中で、自分たちの畑を持ち、土に植物を植え、
自然の循環の中で暮らしていくことを決めました。


こうして望むべき場所にくることができ、幸せに暮らしていられるのも、
たくさんの人たちの支えがあったからだと実感しています。
今まで出会ったすべての人達が今の私たちを育ててくれました。
本当に、すべての人に感謝の気持ちでいっぱいです。



『そらむぎ農園』は終着点ではなくて、始まりです。
これからもいろいろなことにチャレンジしながら、
いつまでも感謝の気持ちを忘れず、
日々精進していきたいと思っています。

『そらむぎ農園』は、
空と麦わら帽のにあう畑をイメージして名づけました。